こんにちは!ライターエージェントの藤田です。
ネット上の情報をかき集めて書くようなWEBライティングは、単価が安い。
これは以前もお伝えしたことですが、先日あるライターさんとお話をしていて、
WEB媒体では、取材記事であっても単価が低い傾向にあるということを改めて実感しました。
取材にいって、4000文字書いて、1万円。
というお仕事があるそうです。
紙媒体で、こんなことはまずないと思います。
なぜ、WEBと紙では単価が違うのか。
一つの理由は、紙の方が執筆する際の制限が多く、
それなりの経験がなければ満足のいく原稿をあげられないということ。
紙媒体では、取材した内容をたった50文字でまとめなければならない、
といった仕事もあります。
無駄を極限まで省いて、1文ないしは2文のなかに要素を凝縮する。
これは、WEBではあり得ないことですよね。
一方のWEB用の記事は、基本的に、質より量。
どれだけ読み手に伝わるかよりも、
どれだけ検索順位があがるか、の方が大切だからです。
いま私も、ある制作会社からWEB用の記事の編集を請け負っていますが、
制作会社が執筆を依頼したライターさんから上がってくる原稿を拝見していると、
紙媒体で活躍できるであろうライターさんは、残念ながらいらっしゃいません。
文章のよみやすさ云々の以前に、文法間違いも多々あります。
というわけで、紙媒体の方が単価が高い傾向にあるのですが、
紙のなかでも、ジャンルによって単価は違ってきます。
もちろん一概にはいえないのですが、
雑誌系か広告系かでいうと、広告系の方が単価が高いかな、と思います。
雑誌系とは、雑誌や情報誌、フリーペーパーなど。
私はあまり多く携わったことがないのですが、
いろんな人から聞いた話をあわせて考えると、結構安いな、と。
一方の広告系には、
私が多く取り扱っている学校案内や企業の採用案内、事業案内のほか、
イベント企画関連のリーフレットや顧客向けDM、パンフレットなどが挙げられます。
企業が“広告費”として予算を確保して発行する媒体ですから、
それなりの金額が投入できるわけです。
だから、ライターに支払える金額もおのずと高くなる。
もちろんその分、期待値はかなり高くなります。
未経験者に依頼されることは、まずないと思っていいでしょう。
ライターとして稼ぎたいのなら、
WEBライティング、クラウドソーシングから抜け出して、
まずは紙媒体を目指してみる。
そして、そのなかでも広告系を目指すべきです。
ご参考まで。
★編集・執筆の業務委託・アウトソーシングをお考えなら、「ライターエージェント南風」にお任せ!大阪を中心とした関西一円の実力派フリーライター集団が、各種制作案件をお手伝いいたします。★
Commentaires