「小学2年生にもわかる文章を書け」
広告代理店時代、営業マンからコピーライターに転身した時に、
上司である敏腕コピーライターから最初に言われたことでした。
誰が読んでも“わかる”文章を書きなさい。
そう教えてくれました。
“わかる”という言葉の意味には幅がありますが、
「誰が読んでも、同じ意味に捉えられる文章」ということかな?と
私なりに解釈しました。
特に最近、その言葉を頻繁に思い出します。
なぜなら、ちまたに”横文字”が溢れているから。
シナジー、プライオリティ、アジェンダ、イニシアチブ、コンセンサス…
意味がわかるような、わからないような。
日本語で正確に説明しろと言われても、私にはできません。
だから私は、“少なくとも横文字にうとい私にでもわかるようなもの”しか使わないようにしています。
日本語で表すと長くなってしまう。
広く定着していて横文字の方が伝わりやすい。
そんな言葉もあると思います。
このような明確な理由がなければ、できる限り横文字は使って欲しくない。
せっかく、世界に誇る美しい日本語だから。
言葉のプロとして、横文字に逃げることなく日本語を使いこなしていけたらな、と思っています。
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