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ライターの心得〜小学2年生にもわかる文章を書け〜

更新日:2018年12月26日

「小学2年生にもわかる文章を書け」

広告代理店時代、営業マンからコピーライターに転身した時に、

上司である敏腕コピーライターから最初に言われたことでした。


誰が読んでも“わかる”文章を書きなさい。

そう教えてくれました。


“わかる”という言葉の意味には幅がありますが、

「誰が読んでも、同じ意味に捉えられる文章」ということかな?と

私なりに解釈しました。


特に最近、その言葉を頻繁に思い出します。

なぜなら、ちまたに”横文字”が溢れているから。


シナジー、プライオリティ、アジェンダ、イニシアチブ、コンセンサス…

意味がわかるような、わからないような。


日本語で正確に説明しろと言われても、私にはできません。

だから私は、“少なくとも横文字にうとい私にでもわかるようなもの”しか使わないようにしています。


日本語で表すと長くなってしまう。

広く定着していて横文字の方が伝わりやすい。

そんな言葉もあると思います。


このような明確な理由がなければ、できる限り横文字は使って欲しくない。

せっかく、世界に誇る美しい日本語だから。


言葉のプロとして、横文字に逃げることなく日本語を使いこなしていけたらな、と思っています。

 

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