こんにちは!ライターエージェントの藤田です。
先日、メンターと話をしているときのこと。
『言葉のプロとして、「嬉しい」と「楽しい」の違いを述べよ』とのお題をもらいました。
みなさんは、このお題に対してなんと答えますか?
私が思うに、まず、時系列が違いますよね。
「楽しい」は、何かをやっている最中に感じるもので、
過去のことに対して湧く感情ではありません。
つまり、現在進行形。
一方の「嬉しい」は、現在・過去ともに使えると思うのですが、
突き詰めて考えると、過去に何らかの前提があってこその「嬉しい」だと思うんです。
たとえば、東京ディズニーランドに行ったとします。
まさに、園内にいる最中に「楽しい!」ですよね。
この感情に、過去との関連は一切ありません。
園内にいるとき、もちろん「嬉しい!」という感情も湧くと思うのですが、
それは、たとえば、
お金を貯めた結果、チケットをもらった結果、休みが取れた結果・・・
“来られて”嬉しい、ということではないでしょうか。
また「嬉しい」は、
自分の価値を感じられた瞬間にだけ湧く感情じゃないか、とも思います。
「試験に受かって嬉しい」とか、「友人からプレゼントをもらって嬉しい」とか。
いずれも、学校(世間)に認められた自分、恩恵を受ける価値のある自分など、
自分の価値を感じられたときに「嬉しい」という感情が湧くのだろうと思います。
言葉のプロである私たちライターは、
このような言葉の定義をあいまいにしてはなりませんよね。
ややもすれば日本語は、多彩な表現ができてしまうがゆえに、
ぼんやりとぼかした言葉で、お互いに通じ合っているつもりになりがちな言語です。
以前からお話している通り、横文字(カタカナ語)も同じ。
自分の中でしっかり定義できていない言葉なら、プロとして使っちゃダメだと思います。
※「ややもすれば」をはじめて使いました。しっかり、調べました(笑)
▼▼▼CHECK!!▼▼▼
笑う大人プロジェクト®【わらおと】非公開グループ入会希望者は、以下クリック!
無料です。
楽しく生きる知恵の分かち合い、参加可能な各部活の情報も。
オモロイ人生に劇的に変化するレア講座もここで!
★編集・執筆の業務委託・アウトソーシングをお考えなら、「ライターエージェント南風」にお任せ!大阪を中心とした関西一円の実力派フリーライター集団が、各種制作案件をお手伝いいたします。★
Comments